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まちづくりのやる気を伝播させるたった1つの方法

「周りに理解してもらえない」では前に進まない

まちづくりの悩みを聞きますと「地域がこんなにヤバイのに、みんな焦っていない!」「子どもが故郷で就職できない状況なのに、みんなのんびりしてる!!」という声をよく聞きます。そして、実際に仲間を集めて活動すると、次には「やる気が、からまわりしているのを感じる」「みんながついてきてくれない」という言葉になります。

もちろん、奇跡的なリーダーシップで周りをひっぱってまちを変えた事例もあるのですがそれはごく一部で、多くはここで挫折したり、「このまちでは理解してもらえない」と別の地域のまちづくりに関わったりします。
 
でも、これってどこのまちづくりの取り組みでも共通する構造的な問題なのです。一度足をとめて、あなたのやる気をしっかり周りに伝播させてください。
 
 

熱意は共有できない

そもそも、「熱意」は共有できないと気づくのがスタートラインです。なぜなら、熱意とは「結果」であって「行動原理」ではないからです。
「このまちがやばいんだ!まちを変えないと!!」とどれだけ叫んだところで、伝わるのは以下だけです。

  • あの人はやる気があるんだ
  • まちを変えたいんだ
  • がんばって!(他人ごと)

まちづくりを取り組んでいる側からすると「住んでいるまちが同じ」というだけでその熱意は共有できる気がしますが、言われる側からすると「環境は守らないといけない」「子どもの教育水準をあげないといけない」と似たり寄ったりのスローガンと変わりません。あなたがどれだけ具体的に熱意を伝えているつもりでも、ただスローガンを叫んでることと等しいことを頭に入れて下さい。
ここから変えていくのです。
 
 

情報は共有できる。行動原理を共有しよう

では、どうすればいいのか。
 
熱意を共有しようとせずに、情報を共有すればいいのです。
 
どうしてあなたは地域を変えたいと思ったのでしょうか。どういった情報からそれを学んだのでしょうか。
大切なのは、「少子化が進んでまちから子どもが消えてしまう」といった結果だけを共有するのではなく、勉強会のような形で各種の基礎情報を共有し、「みんなが自分でその情報を読みといて、そこにたどり着く」ことが必要なのです。言い換えれば、あなたが情報を得たプロセス、行動原理を共有するのです。

AIAでは、“9月特集「ヒトが替わればマチも変わる ‒ まず森を析(み)よう -」”で、行動原理を共有するための入り口にはいるためのテキストを販売しています。

(商品の詳細は9月特集「ヒトが替わればマチも変わる ‒ まず森を析(み)よう -」をご覧ください。まちを分析し、その結果を共有することができるテキストです。)
 
前述した「こんなにヤバイのに、みんな焦っていない!」「やる気が、からまわりしているのを感じる」という人の多くは、その焦燥感からいろいろな勉強会にでかけ、そこからの学びでより焦燥感をまし、情報量の差で周りと距離を置いてしまっています。
心当たりのある方はぜひ行動原理を共有するための第一ステップを踏み出してください!

(written by sakakibara)

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